日本で言うお盆菓子の”パン・デイ・モルティ(死者のパン)”。キリスト教でいうお盆はハロウィーンの時期ですので、このパンは10月の最後から11月の頭にかけて食べるものです。随分古くから伝わるものらしく、特にトスカーナ地方で作られていたそうです。わらじの様な形の灰色~茶色の生地の中に、レーズン、松の実、ア-モンド、シナモンが入っている、非常-ーーーーーに地味なルックスなのですが、これがとっても美味しいのです♪牛乳に良く合います。時期ものなので、自分で作らない限り、お店にはハロウィーン時期にしか売っていません。しかもクリスマスやイースターのお菓子と違ってひっそり出ているため、イタリア人でもその存在を知らない人が結構います。そんなわけで、外国人の私が「パン・デイ・モルティっておいしいよね-♪」とか言うと、随分マニアだねと言われてしまうのです・・・。
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