イタリア国民は、世界屈指の美食家です。
その美食家達が愛してやまない食べ物の一つに、ピッツァがあります。
日本では、「イタリアンピッツァは、薄くてぱりぱりしているんだよね?」「ピッツァはジャンクフード」といった、印象があるかもしれません。
しかし、イタリアにだって厚めのピッツァはありますし、薄くても粘りがあるものからパリッとしたものまで種類は様々です。
そして、イタリア人はピッツァをジャンクフードとは考えていません。むしろ、立派なお食事と認識しています。
イタリア人の前でピッツァをジャンク呼ばわりすると「ムッ」と、されるので気をつけましょう。
イタリアでは、 ランチに切り売りピッツァをテイクアウトしたり、週末には友人とピッツェリア(ピッツァレストラン)で食事を楽しむのが日常です。
レストランではなくピッツェリアである事がポイントです。
イタリアには、日本のようなファミリーレストランが殆どありません。
ですから、外食というと、一般家庭にとってはやや贅沢なレストランにて、もしくは、お財布に優しいピッツェリアでのどちらかとなってしまうため、必然的にピッツェリアに人が流れ込むのでしょう。
外食一人前の平均金額を見てみると、レストランでは25ユーロ、ピッツェリアでは8ユーロと、かなりの差があることが分かります。
さて、イタリアにはピッツァをはじめパスタや肉料理などおいしい料理が数多く存在しますが、スイーツはどうでしょう。
ティラミス、パンナコッタ、ジェラート・・・、この辺りで名前が出てこなくなるのではないでしょうか。
日本でのイタリアのお菓子の知名度は、隣国のフランスやオーストリアの物に比べると低いと思います。
しかし、実際のところ、イタリアには、郷土色豊かなケーキから国民的なお菓子まで数多くのスイーツが存在するのです。
ピッツァ+ドルチェinイタ-リアでは、そんな知られざるドルチェ(お菓子)やイタリアを代表するピッツァのレシピ、またはそれらの食べ物に関する話、お店の紹介を見ることができます。