外はさっくり中はしっとりの不思議な食感のナポリ版べークドチーズケーキ。材料に茹でた小麦粒を使うのが特徴。
所要時間 2時間
材料:(直径20cmのケーキ型)
タルト生地
薄力粉 315g
ショートニング 180g
砂糖 135g
卵黄 3個
牛乳 250g
パスティエラ用茹でた小麦の瓶(缶)詰(グラノコットGrano cotto)350g
ショートニング 30g
レモンの皮のすりおろし 1個分
クリーム
リコッタ 200g
羊乳のリコッタ 200g
砂糖 350g
卵 3個
オレンジピール 50g
レモンピール 50g
オレンジフラワーウォーター 15g
シナモンパウダー 一つまみ
バニラビーン 一本
作り方:
タルト生地を作ります
- ボウルに薄力粉と砂糖そしてショートニングを入れ、手でこねます。
- 全体がまとまってきたら、卵黄を加え、更にこねます。
- 生地が滑らかにまとまってきたら、ボールから出し、ラップで包み、冷蔵庫の中で1時間寝かせます。
クリームを作ります
- 手鍋に牛乳、茹でた小麦、ショートニング、レモンの皮のすりおろしを入れ、頻繁にかき混ぜながら、クリーム状になるまで20分ほど中火にかけます。火からおろしたら、よく冷やしておきます。
- ボウルにリコッタと羊乳のリコッタを入れ混ぜ、その後は砂糖→卵→冷やした1のクリーム→バニラビーンの粒→オレンジ・レモンピールを細かく切ったもの→シナモンパウダー→オレンジフラワーウォーターを順番に加えながら、ゴムベラで混ぜます。
ケーキ型に入れ焼きます
- 直径20cmのケーキ型の内側全体にショートニングを塗り、小麦粉をはたいておきます。
- 麺棒を使ってタルト生地を約0.5cm厚にのばします。
- ケーキ型の内部をのばしたタルト生地で覆い(手を使って、ケーキ型の底と側面にしっかり接着させます)、その中に用意しておいたクリームを流し入れます。
- 余ったタルト生地を集め、こね、再び約0.5cm厚にのばしたら、ロールカッターを使って約1.5cm幅のテープ状に切ります。
- ケーキの表面に、テープ状のタルト生地を、格子柄になる様に置きます。
- 180度に熱しておいたオーブンの中段で60分焼き、その後下段に移動させ、更に20分焼きます(早い段階で焼き色が付きすぎている様であれば、アルミホイルを被せて焦げを防ぐ)。
- よく冷ましてから型から出し、お好みで粉砂糖をふりかけ、出来上がりです。