イタリアのバールでは、大抵パニーノと呼ばれるサンドイッチがメニューにあるのですが、このサンドイッチに使われるパンは食パンではなく、ホットドッグ用のパンよりやや大きく、表面が堅めなパンです。イタリアではフランチェズィーノ(小さめのフランスパン)と呼ばれているタイプなのですが、フランスパンとは見た目も食感も微妙に違います。
パン屋さんに行くと、このパニーノ用のフランチェズィーノは"フランチェズィーノ・デル・バール(バールのフランチェズィーノ)"と呼ばれています。
さて、先日パン屋でこのフランチェズィーノ・デル・バールを買ったのですが、ものすごく大きかった!一個で200gはあるのではという大きさでした。そして思い出しました。
この大きさは、8年前近所のバールでパニーノを食べた時「本場のパニーノは随分と大きいのだなぁ・・・」と感じた時の大きさだと。そして、アノ頃はこの大きさのものを他のバールでも食べたということを。
あの頃は本当に大きいと感じたのですが、ここ数年バールでパニーノを食べても"パンが大きい"とはあまり感じなかったんです。イタリアに来たばかりで食べ物の大きさに慣れていなかったのか??とも考えていたのですが、実際は物価の上昇に伴い食べ物の量・大きさが少なく・小さくなっていたようなのですなぁ・・・こういうことはピッツァを見れば一目瞭然、以前はテイク・アウト用の箱いっぱいだったのに、今じゃ箱の中で移動できる大きさになってしまっていたり!ということがざらです。しかも、値段がそのままでサイズダウンしているのならまだしも、値上がりもしちゃっているのですからっ!悲しいなぁ・・・。
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